mocha新作-時遊覧-
EVENT
アニメーション背景からCDジャケットまで、幅広い作品を手掛け、現在注目を集めているイラストレーターmocha(モカ)。
現実とファンタジーの狭間の世界を圧倒的な描写力で描き、シルエットや人物を巧みに使いながら物語のワンシーンを思わせる独創的な作品を生み出し続けています。
『mocha展-時めぐり-』では、「時」をコンセプトに、感動と高揚を伝えるmochaの作品の数々を一挙公開。
本展のために特別に描きおろされたmochaの最新作
「時遊覧」が満を持して発表されます。
本作では、それぞれの季節を通した“目には見えない時間の流れ”が描かれています。
“ 希 望 ”
春の夕暮れ。
足早に去ろうとしている雲、沈みかける太陽、
そして川面の光が、時間の流れを感じさせます。
夕暮れ時の景色はなぜか懐かしくて、
誰もが心の中に持っている思い出の情景。
沈みゆく太陽は、「希望」に満ちた明日への道しるべなのかもしれません。
“ 夢 ”
冬の朝。
空を流れる純白の雲と舞い落ちる雪は、
変わらぬ風景の中で流れゆく時の軌跡。
まだなにも描かれていない真っ白なキャンバスのように、どんな「夢」でも描いて行けると思える、そんな風景。
誰も知らない未来という時間が始まります。
同じ場所を繰り返し訪れ、通り過ぎていく季節と時間、
残像のように目には映らないものを表現した最新作「時遊覧」。
川辺に並ぶ建物は、古くに建てられたことが窺え、
長い時間を風雪に耐えた歴史さえ感じさせます。
正面のしだれ梅は長い間この場所から動くことなく
ただ静かに見守り続け、
時の流れや季節の移り変わりの全てを知る存在として描かれました。
壮大なスケールで描かれる圧倒的な世界観を、
ぜひ会場でお確かめください。
作家紹介
mocha
その独特な世界観を圧倒的な描写力で、数々のアニメ背景の作画を担当してきた背景イラストレーター。
ノスタルジックな空気感や世界観を、背景主体で魅せる画風で幅広いファン層に支持を得ている。
CDジャケットイラストやゲーム背景イラスト等さまざまなジャンルの作品を手掛けるとともに、
2022年からは自身初の全国巡回展「mocha展 星しるべ」を開催。
僅か1年間で約5.5万人を動員し一部作品が完売するなど、今後の活動にも注目が集まっている。
主な作品歴:
■書籍
『錆喰いビスコ』世界観イラスト担当(著:瘤久保慎司/電撃文庫)
mocha画集『BACKGROUND ARTWORKS』(著:mocha/ワニブックス)
『背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ』(KADOKAWA)
mocha画集『Empathy』(著:mocha/ワニブックス)
■イラスト
『TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ―』背景担当(TrymenT)
『Re:LieF~親愛なるあなたへ~』背景担当(RASK)
他、商業作品多数
会場情報
©mocha
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当展示会は、アールビバン株式会社主催の入場無料、絵画展示販売会です。
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