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代わり映えない週末を過ごしている独身アラフォーが、アート展に行ってみたら少しだけ充実した土日になった話。

2025-09-29 18:13:42

VOICE


1. 「また YouTube で一日終わった…」僕のリアル


都内でライターをしている39歳・独身、年収420万――要はごくフツーの男。
やっと華金がきたーと思ってもお酒飲んで、昼過ぎまで寝て、、ってしていたら終わってることが多い。
スマホで動画をつまみ食いしているうちに日曜の夕方、毎回あの虚しさが押し寄せてくる、、あるあるじゃないかな。

周りを見ていると結婚して子どもが出来たり、会社で昇進してキラキラし始めている友人たち。
別に自分の生活に特別不満があるわけではないけれど… なんだか満たされていない感覚があるのも事実。。

趣味に没頭している友人を見ると、「俺、何してんだろ…」と焦る。
かといってゴルフやキャンプは敷居が高いし、お金も時間もかけたくない。
結局、何も始められずにカレンダーだけがめくられていく――同じような気持ち、ありませんか?

2. 入場無料の“星空トンネル”に潜ってみた


そんなとき インスタのタイムラインに流れてきた一枚の画像が目に留まってきた。

《入場無料。宇宙(ソラ)からの贈り物》――正直「また広告か」とスルーしかけたけど、薄暗い廃墟に星が降るビジュアルがやけに刺さった。

調べてみると都内のギャラリーでやっている 「mocha 新作展」 という個展らしい。


「タダなら散歩がてら覗いてみるか」と予約フォームに名前とメールアドレス等を入れて送信。届いたメールをスマホから開けるようにして、翌日の昼過ぎに向かってみた。

会場は想像以上にこぢんまり。入り口で予約番号を見せると、スタッフさんがサクッと案内してくれ、緊張していたがあたたかく会場に迎え入れてくれた。これはありがたい。

(ちなみにスタッフさんが言ってたが、来場者が多いときは入場待機列ができることもあるらしい)。


壁一面にズラっと広告で見たようなとりあえず”なんかキレイ”な作品が並ぶ。 平日だったからか人もまばら。視界も聴覚もじわっと静かになっていく。

アート作品の観る”お作法”なんて分からなかったが、周りの人の動きもチラチラ見ながら順番に作品を見てみる。

スタッフの方にさり気なく話しかけられ、作品の説明もされながら広告で見た「なんか良いカモ」の感覚はリアルで見たらさらに強く感じられる気がした。

最後は光を使った「1日の中で同じ作品でも太陽の光の入り方でこんなに違って見えるんですよ」といったデモンストレーションまでしてもらい、ちょっとしたショーをみた気分。


『30分で出るだろう』と思っていたのに、気づけば時計が1時間進んでいた。“吸い込まれる”ってこういうことなんだと体感。



3. コスパは映画以上かもしれない


入場料は0円。しかも予約していたおかげで、受付で予約特典をもらえた。


財布のヒモが堅い自分でも、これなら十分に「アリ」。無料でいくつもの絵を鑑賞できて、混雑もしない。
限定枚数制作の版画作品やグッズは当然それなりの値段がしたけれど、買わなくてもまったく気まずくならないのも助かるポイント。


4. 独身一人暮らしこそハマる理由


家族サービスの予定がゼロ、友だちとも日程が合わない――そんな“空白の土日”を埋めるのに、これほどピッタリなイベントもないのでは。
誰ともしゃべらずに感性だけを動かす時間。昼間に行けば散歩コースとしてちょうどいいし、夜の部なら仕事帰りにふらっと寄れる。

「一人で行って浮かない?」と心配していたけれど、来場者の半分以上がソロ。むしろ一人だからこそ楽しめる静けさだった。


5. もし気になるなら――


予約は本当に1分で終わるし、キャンセル料もなし。
僕と同じように「週末、何しよう…」と呟いているなら、とりあえず公式サイトを覗いてみてほしい。星空の下でボーッと過ごすだけで、月曜の気分が少しマシになるかもしれない。

調べてみると、次の東京での開催は下の日程らしい。

10/16(木)〜10/28(火) 新宿アイランド

それぞれ週末を含む開催期間なので、気になる方はまず公式サイトを見てみてほしい!こちらのサイトの下の方に予約ボタンが設置されてる!


>>「mocha新作展」公式サイトはこちら

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