mocha 新作 思い出収集
EVENT


思い出は時が紡ぐ物語。
時が変えていくもの、時が残すもの。流れていく時、止まった時。
時を表現することは、mochaの創作の特徴のひとつです。
思い出はそこに物語があるからこそ残る、忘れ難い大切な記憶。
長い時がたち、いつしか忘れ去られようとしても、
かけらを拾い集めつなぎ合わせれば、
鮮やかに甦るものなのかも知れません。
記憶は手繰り寄せてたどるもの。
思い出はふとした時に甦るもの。
大切な風景を切り取ってそのまま部屋の中に飾ったような、
額が窓のフレームになるような、そんな絵が生まれました。
やすらぎに、時を忘れいつまでも。
自分の足で歩いて、自分の目で見て、記憶する、記録する。
デジタルを駆使して誰も見たことのない世界を描くアーティストは、
だからこそ自らの目で見たもの、自らの五感で感じとったものを信じ、
なによりも大切にするのかもしれません。
千葉県の海辺を歩いていて偶然出会った小さな入江。
歩き疲れた夏の午後、
この場所に涼しさと癒やしとやすらぎを感じ、
優しさに包まれた心地良さに従って素直に描きました。
mochaは刻一刻と沈む夕陽を遠く彼方に描くことによって、
途方もない時間の流れと目の前を過ぎていく時のふたつを、
時を忘れていつまでも佇んだ思い出が描かせた一枚です。
立ち止まるゆとり、
振り返る大切さ。
mochaは語ります。
「それは決して特別な風景ではないのかも知れません。
絵本で、アニメーションで、映画で、あるいは写真で、
見たことがある風景なのかも知れません。
立ち止まって膝を折り、なにかを拾い集めているわずかな時間。
拾い集めるものは性別や年齢など人によってそれぞれ、
拾いながらふと考えることも一人ひとり違うと思います。
でも、そのわずかな時間が実は特別で大切な瞬間なのかも知れません。
この絵を見てご自身が想像したストーリーを楽しんだり、
現実の世界や思い出と重ねあわせたりして、
思いをつないでください」。


細部に至るまで徹底的にこだわった繊細な筆使いで、時としてノスタルジー漂う幻想空間を、
圧倒的なスケールで我々の目の前にドラマティックに現出させるmocha。
会場ではご紹介した最新作品《思い出収集》をはじめ、
mochaファンから絶大な支持を集める人気作、話題作を厳選してご紹介いたします。
ぜひお近くの展示会場で、アーティストmochaが彩る時間の旅をお楽しみください。
作家紹介

mocha
その独特な世界観を圧倒的な描写力で、数々のアニメ背景の作画を担当してきた背景イラストレーター。
ノスタルジックな空気感や世界観を、背景主体で魅せる画風で幅広いファン層に支持を得ている。
CDジャケットイラストやゲーム背景イラスト等さまざまなジャンルの作品を手掛けるとともに、
2022年からは自身初の全国巡回展「mocha展 星しるべ」を開催。
僅か1年間で約5.5万人を動員し一部作品が完売するなど、今後の活動にも注目が集まっている。
主な作品歴:
■書籍
『錆喰いビスコ』世界観イラスト担当(著:瘤久保慎司/電撃文庫)
mocha画集『BACKGROUND ARTWORKS』(著:mocha/ワニブックス)
『背景作画 ゼロから学ぶプロの技 神技作画シリーズ』(KADOKAWA)
mocha画集『Empathy』(著:mocha/ワニブックス)
■イラスト
『TrymenT ―今を変えたいと願うあなたへ―』背景担当(TrymenT)
『Re:LieF~親愛なるあなたへ~』背景担当(RASK)
他、商業作品多数
©mocha
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当展示会は、アールビバン株式会社主催の入場無料、絵画展示販売会です。
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